人生で一度は行ったみたい場所ランキング1位の屋久島。
行く前に最低限知っておきたい屋久島の観光情報を、ギュッと詰め込んでお届けします。
屋久島の位置
屋久島は、鹿児島市の南方135kmに位置する島であり、面積の約90%が森林です。
その21%が世界自然遺産地域に登録されている自然豊かな島です。
屋久島への交通手段
屋久島への交通手段は3つあります。
ツアーを利用すれば手軽に予約できますので、予算に合わせて選択しましょう。
交通機関 | 機関名 | 航路 | 所要時間 | 便数 | 片道運賃 |
---|---|---|---|---|---|
飛行機 | 日本エアコミューター | 屋久島⇄鹿児島 | 約40分 | 1日5〜7便 | 5,000円前後〜 |
屋久島⇄大阪 | 約95分 | 1日1便 | 22,000円前後〜 | ||
屋久島⇄福岡 | 約70分 | 1日1便 | 11,000円前後〜 | ||
高速船 | トッピー&ロケット | 屋久島⇄鹿児島 | 経由地による 約2〜3時間 | 1日6便 | 11,600円 |
フェリー | フェリー屋久島2 | 屋久島⇄鹿児島 | 約4時間 | 1日1便 | 5,200円〜 |
高速船とフェリーの乗り場は鹿児島空港からは離れたところにあり、1時間前後かかりますので、余裕をもってタイムスケジュールを組む必要があります。
屋久島の気候
屋久島の沿岸部の平均気温は、亜熱帯に位置しているため約20℃と温暖な気候です。
一方、山岳部は冷温帯にあり、雪に覆われることもあります。
また、屋久島は「ーか月に35日も雨が降る」と言われるほど降水量の多い地域です。
天気予報をよく見て、活動するようにしましょう。
島内の移動方法
屋久島に行くなら、島内を観光したいですよね!島内一周の所要時間は2時間半以上かかり、いろいろな観光地を巡るには1日かかります。
屋久島内の駐車場は基本無料なところばかりですので、一番のオススメはレンタカー。
登山口へはバスを利用するのも便利です。
移動手段 | 費用 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
レンタカー | 1日5,000円前後 | 好きな時間・場所で降りられる | 運転疲れする |
路線バス | 1日乗り放題チケット2,000円 | 主要目的地に迷わず行ける | 本数が少ない 時間に左右される 走ってない区間がある |
タクシー | 初乗り550円〜 観光タクシー10,000円前後〜 | 現地のスタッフなので安心 | 自由度が低い 高い |
レンタサイクル | 1日800円〜 | 安い | 時間がかかる |
屋久島のバスやタクシーは屋久島交通とまつばんだ交通が主要。
まつばんだレンタカーで車を借りましたが、前日予約でも対応してくれた優しい会社なので、感謝してます!!軽自動車なら6時間4,235円とお安いのも魅力的。
宿
屋久島ではホテルや民宿の場所が重要になってきます。
到着した空港・船からの距離・位置などをきちんと確認して予約するのがポイント。
屋久島の主要土地は宮之浦地区と安房地区の2つで、その周辺の宿が比較的便利です。
また、屋久島ではトレッキングする方がほとんどだと思いますので、お風呂にゆっくりつかれる宿をチョイスするのが絶対いいと思います。
ちなみに、私が泊まったのは「THE HOTEL YAKUSHIMA OCEAN & FOREST」。
宮之浦港から歩いて行けて、大浴場もあって、ボリュームのある食事が大満足のホテル。
めちゃおすすめです。
観光スポット
屋久島に来たら外せないスポットを厳選してご紹介します。
縄文杉
屋久島へ観光に来る人は100%これが目的といっても過言ではないでしょう。
縄文杉は高さ25.3m、幹周りが16.4mもある最大の屋久杉で、日本最大でもあります。
樹齢は2,000年〜7,200年とされ、正確な年代測定はできないようです。
また、現在は柵が設けられ、実際に触れることはできません。
途中で、ウィルソン株というハート型に穴の空いた屋久杉をみることもできます。
そして、重要なポイントは縄文杉を拝むには途中の長い山道を歩く必要があり、体力と時間を要すということです。
往復主要時間は8〜10時間になり、帰るころには足が棒というか枝です。
帰りのバスの時間などもありますので、初めての方はオプショナルツアーやガイドさんにお願いするのが無難です。
白谷雲水峡
白谷雲水峡は豊富なコケが有名で、映画「もののけ姫」の着想の源となった場所として人気になったスポットです。
また、白谷雲水峡に立ち寄る際は、太鼓岩も立ち寄ってほしい絶景ポイントです。
天気が良ければ、屋久島の山々をパノラマビジョンで楽しむことができます。
太鼓岩まで行った場合の所要時間は4時間ほどとなっています。
西部林道
「緑のトンネル」と呼ばれる西部林道は、屋久島の自然と、野生のサルやヤクシカに出逢える道路。
細く曲がりくねった崖の上を走るような道路を、車で通ることができます。
スマホの電波が届かないエリアとなっており、事故を起こしてもすぐには対応してもらえないので、運転の際はくれぐれも気をつけてください。
大川の滝
大川の滝は、西部林道の入り口のすぐ手前にあり、落差88mの滝を見ることができるスポットです。
日本の滝100選にも選ばれており、滝壺近くまで行けるので、迫力満点の水しぶきを体感できます。
屋久島グルメ
屋久島は海に囲まれた自然豊かな島なので、せっかく屋久島に行ったのなら特産物を美味しくいただきましょう!
トビウオ
屋久島はトビウオの漁獲量が日本一として知られており、必ず食べたい一品です。
周辺のホテルや飲食店で、姿揚げやお刺身などでいただくことができます。
売り切れてて食べられなかったのが、珍しい飛魚ハンバーグを提供している「よろん坂」さんです。
とても人気らしくて、食べたかった一品。早めに行くことをオススメします。
ヤクシカ
ヤクシカを食べちゃうの?と思うかもしれませんが、ジビエ料理として人気があります。
ヤクシカを食べられるオススメのお店は「イルマーレ」さん。
ピザやミートソースが美味しいお店です。
お茶
屋久島は温暖な気候なので、お茶の栽培が盛んです。
屋久島茶と呼ばれ、生産量が少ないのでお値段は少しお高めですが、お土産にするのにぴったりです。
美味しいお茶やお茶のソフトクリームを食べるなら「屋久島八万寿茶園」さんがオススメ!
たんかん
たんかんは、ぽんかんみたいな柑橘系の食べ物で、屋久島の主要農産物です。
ジャムやジュースなどをお土産屋さんやスーパーで購入することができます。
ミネラルウォーター
屋久島の水は超軟水で、口に含むと甘く感じる飲みやすいまろやか〜なお水です。
超軟水で入れたコーヒーを飲めるトレッキングツアーなんかもあります。
お土産スポット
お土産スポットはそんなにたくさんはありませんが、屋久島限定のものを売っている施設を紹介します。
屋久島ふるさと市場
宮之浦港から歩いてすぐ近くの場所にあり、屋久島でのお土産を多数取り揃えています。
店内にはレストランもあり、屋久島郷土の食材を使ったお料理を楽しめます。
また、ふるさと市場ではレンタカー貸出も行っています。
屋久島観光センター
ふるさと市場の隣にある屋久島観光センターでは、屋久杉工芸品からオリジナルの銘菓まで、屋久島の特産品を取り揃えてあります。
また食事ができる場所や、登山グッズのレンタルや販売もしています。
スーパーマーケット
屋久島にはスーパーマーケットが何軒かあり、登山で必要な飲み物や食べ物を買うのに重宝します。
「屋久島限定」の商品を探すのも楽しいです。
まとめ
屋久島は自然がいっぱいであるからこそ、軽装備で登山したり、林道を軽い気持ちで運転するのはとても危険です。
しっかりと体力をつけて、準備万端にして屋久島を楽しんでくださいね。
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