絵本のキャラクターには、それぞれイメージカラーってありますよね。
色を知れば、キャラクターが分かる!

キャラクター配色シリーズ♪
今回は世界観や色使いが個性的な『ミッフィー』にスポットを当てて、配色を調べてみました。
使われている色数が少ないので、キャラクター別ではなく、絵本で使用されている色をまとめています。
ミッフィーの絵本について
ミッフィーはオランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんが描いた絵本の主人公です。
ミッフィーは小さなうさぎの女の子で、ふるさとオランダでは「ナインチェ」、日本では「うさこちゃん」の名前で描かれています。
そのかわいらしいイラストや絵本は、世界中の人々に愛され続けています。
ミッフィーの絵本の配色
『ミッフィー』の絵本で使われている色数は、黒を入れてもたった6色しかありません。
bruna-black:#231F20
bruna-brown:#914E24
bruna-orange:#F26522
bruna-yellow:#FFC80B
bruna-green:#247033
bruna-blue:#005599
ホームページ上で使用されている色には、ブルーナ〇〇という色の名前が付けられていました。
茶色には名前が付けられていませんでしたが、ついでに付けてます。
たま~にグレーが使用されていることもありますが、無彩色なのでノーカウントにしております。
基本的に黒以外の色では、5色で構成されています。
ミッフィーのオレンジ色の秘密
ミッフィーのイメージカラーと言えば、オレンジ色ですよね。
しかしながら、ミッフィーはオレンジ以外の服も着ていることがあります。
ではなぜ、ミッフィーのイメージカラーはオレンジ色なのでしょう?
このミッフィーの絵本で使われているオレンジ色は、さまざまな色として使用されています。
りんごやいちごの赤も、このオレンジ色が使われています。
日本では赤とされているものも、オレンジ色を使用しているのがとても印象的ですよね。
この、あえて赤を使わない配色が、ミッフィーの絵本の最大の特徴と言えるでしょう。
作者のディック・ブルーナさんの生まれた国オランダの国旗は、赤・白・青ですよね。
しかしこの赤は、かつてはオレンジ色だったそうです。
海上で見えにくいことと、色があせやすいなどの理由で赤に変更されたという歴史があります。
オレンジ色はオランダ王室であるオラニエ(oranje)家の色であり、オランダのシンボルカラーでもあります。
ミッフィーのこのオレンジ色は、オランダにとっても重要で特別な色だったのですね。
ミッフィーのイメージカラーはつまり、オランダのイメージカラーということなのです。
ミッフィーの絵本の色の秘密
ミッフィーの絵本は、はっきりとした色が使われています。
これらの色はコントラストが強く、生後間もない赤ちゃんでも認識しやすい色で構成されています。
濃いめの色でありながらどこか落ち着いた色味は、どこか懐かしさを感じさせますよね。
大人から子どもまで愛されているミッフィーの秘密は、こんなところにもありそうです。
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色の調べ方
今回は色を調べるにあたって、ホームページ上で使用されている色を検証しています。
配色におすすめの本
配色に悩んだときにおすすめなのが、こちらの本。
パッと見るだけでセンスのいい配色が分かるから、欲しいイメージがすぐ見つかります。
まとめ
今回はみんなに愛されているキャラクター『ミッフィー』の配色を深堀しました。
ミッフィーの絵本に赤が使われていない理由が不思議だったのですが、オランダでオレンジが大切にされていることに納得ですね。
珍しくちょっと真面目な記事ができました。
他のキャラクターのものも、調べ次第更新していきたいと思います。
もし公式の色をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご指摘くださると嬉しいです。
リクエストもお待ちしています!!
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