「赤」という色はインパクトのある色なので、苦手な方も多いかもしれません。
赤は好きだけどなかなか取り入れにくい色だな、と感じる方のために「赤に合う色」を調べてみました。
色相環をもとに、赤に似合う色や服のコーディネート、赤に合う組み合わせやデザインを紹介していきます。
赤はどんな色？
赤は色としての主張が強く、最も目立つ色であり、人の目を引く色です。
色相環を参考に、赤とはどんな色なのか分析していきます。
赤の属性
赤は暖色の仲間であり、あたたかさを感じる色。
また青・緑とともにRGBと言われ、「光の3原色」の1つです。
赤の補色・反対色
色相環の反対側にある色は補色と呼ばれます。
赤の補色は青緑で、補色同士は相性がいい反面、主張が強すぎてしまう特徴もあります。
また補色の左右に位置する青・緑は反対色として位置付けられ、補色と同様に相性は良いとされます。
赤の類似色
色相環の隣同士に位置する色は類似色と呼ばれます。
赤の類似色であるオレンジと紫は、赤と馴染みやすく、合わせると落ち着いた配色になりやすいです。
赤のイメージ
情熱・興奮・危険・暑い・熱い・危険・情熱・辛い・活発・愛情・強い
赤の仲間
赤という色は一言では言い表せないほど、たくさんの色を保有しています。
白を混ぜたピンク・黒を混ぜた赤茶色・オレンジを帯びた朱色など、様々な色が赤の仲間になります。
どの色も赤の要素とイメージを持っています。
赤×コーディネート
暖かさを感じる赤は、秋冬ファッションで販売されていることが多い色です。
赤は彩度が高いので一緒に合わせる色は無彩色か、彩度の低い色にすると馴染みやすいです。
メインの色を赤にすると、かなり赤いイメージが強くなってしまいます。
その場合は赤をポイントで使ったり、面積を狭くするとまとまりやすくなります。
赤 × 黒（レッド × ブラック）
黒は無彩色で、赤と合わせるとシックで大人な印象になります。
印象の強い赤を引き締めてくれるので、スマートに見えるコーディネートといえます。
赤 × 灰色（レッド × グレー）
同じく無彩色であるグレーを合わせることで、モダンなイメージを作れます。
明るいグレーだとスタイリッシュに、暗いグレーだと落ち着いた印象になります。
赤 × 白茶（レッド × ベージュ）
ベージュは肌に近い色なので、赤と馴染んでやわらかな雰囲気に。
ふんわりした色なので、やさしくてナチュラルな雰囲気を演出できます。
赤 × 白（レッド × ホワイト）
白は赤のインパクトを和らげつつも、コントラストの強さでバランスがよい配色といえます。
清楚な白のイメージをプラスできるので、女性らしいコーディネイトが完成。
赤 × 茶（レッド × ブラウン）
茶色は赤と同系色なので、相性の良い組み合わせ。
暖色 × 暖色で、ぬくもりを感じるコーディネートになります。
赤 × 黄（レッド × イエロー）
赤と黄色は共に注意を引く色として使われる色なので、どちらも主張が強い色です。
どちらかの色の彩度を下げるとバランスが良くなり、明るい印象に。
赤 × 青（レッド × ブルー）
青は赤の反対色なので、メリハリのあるコーディネートになります。
デニムを使うと合わせやすく、カジュアルな着こなしができます。
赤 × 紺（レッド × ネイビー）
青と同じく反対色であるネイビーは、赤によく合う色といえます。
明度を下げた青色なので、青よりも落ち着いたイメージに仕上がります。
赤 × 紫（レッド × パープル）
赤の類似色の紫を合わせると、バランスのよい配色となります。
大人の魅力あふれる着こなしになり、彩度を下げると品がよく見えます。
赤 × 桃（レッド × ピンク）
ピンクは赤と同系色で女性的なイメージなので、かわいらしいコーディネートになります。
少しくすんだ色のピンクを合わせれば、洗練された印象が感じられます。
赤 × 深緑（レッド × カーキ）
補色に近い緑は赤と相性がよく、彩度の低いカーキにすることでより馴染みます。
渋みのある色で落ち着いた印象を出せる、かっこいいコーディネートです。
赤 × 緑（レッド × グリーン）
カーキよりも少し明度をあげたグリーンも、赤によく合います。
さわやかな印象のコーディネイトになり、春っぽい服装にすることができます。
赤 × デザイン × 2色
赤の2色配色は、赤のイメージが強いデザインを作り出すことができます。
組み合わせる色によって、作られるイメージが変化します。
彩度の高い色を選べばインパクトのある印象、彩度の低い色を選べば落ち着いた印象になります。
赤 × 無彩色
赤に無彩色を合わせると、すっきりとした印象に仕上がります。
黒と白は、赤の印象を強く引き出してくれます。
灰色は赤の主張の強さを和らげつつ、シンプルさも残すことができます。
赤 × 同系色
赤に同系色を合わせると、あたたかい印象になります。
茶色は、ホットチョコレートのような甘さを感じる雰囲気に。
ピンクと合わせると、かわいらしい印象が引き立ちます。
赤 × 類似色
赤に類似色を合わせると、情熱的な印象になります。
オレンジを合わせると、ホットで活発なイメージ。
紫を合わせると、大人の女性の雰囲気を漂わせます。
赤 × 反対色
反対色・補色を合わせるとコントラストの強い印象に。
赤とは反対の性質を持つ色ですが、相性がよい色です。
ハレーション（色の境目がチカチカすること）を起こさないように注意が必要な配色です。
赤 × 黄 ／ 赤 × 青
少し色みは異なりますが、一般的に三原色と言われる色との組み合わせです。
黄色はインパクトをつけたいときや、より明るくて健康なイメージにしたいときに。
青はメリハリをつけつつ赤の主張を和らげ、おだやかな印象に変えてくれます。
赤 × デザイン × 3色
赤の3色配色は、赤のイメージをバランスよく引き出すことができます。
赤 × 無彩色 × 有彩色
赤と無彩色が入っている配色です。
赤 × 黒 × 有彩色
黒を合わせると赤の印象をより引き立てて、力強い配色になります。
ぞれぞれの色がはっきりと、色濃く瞳に映ります。
国旗や歌舞伎の垂れ幕などでよく見られる配色。
赤 × 灰 × 有彩色
灰色を合わせると、赤の強い印象を中和する効果があります。
他の色が存在感のある色でも、やさしいニュアンスにすることができます。
灰色は銀色にも近い色なので、無機質なイメージにしたいときにも使えます。
赤 × 白 × 有彩色
白を合わせると、赤の強い印象を引き締める効果があります。
白があることにより、他の2色をさわやかに引き立ててくれます。
赤だけでなく、他の色の印象も押し出したいときは白が便利。
赤 × 有彩色
赤と有彩色を使った配色です。
赤 × 同系色
赤に同系色と合わせると、あたたかい印象に。
トーンを落とすことでやわらかい雰囲気にすることも可能。
統一感があるデザインになるので、作りやすい配色です。
赤 × 類似色
赤に類似色を合わせると、その色相の印象に赤が引っ張られます。
オレンジを入れると暖色よりの配色になるので、あたたかい印象に。
紫を入れると、紫の妖艶なイメージに。
赤 × 光の三原色
光の三原色（トライアド配色）にすると、バランスのよい配色になります。
赤以外のトーンを変更すると、赤の主張が一番強くなります。
その場合は赤の面積を小さくすると、メリハリのあるデザインにできます。
赤 × マルチカラー
赤とカラフルな色を使った配色です。
マルチカラーで配色すると、それぞれの色の主張が強くなります。
色の持つイメージを考慮して配色すると、作りたい印象に近づけることができます。
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他の色
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まとめ
「赤」という色について深掘りしてみました。
分かりやすくするために「赤すぎる赤」を使ったので、目が疲れてしまったかもしれません。
申し訳ありません・・・
実際にコーディネートやデザインに取り入れる際は、もう少し落ち着いた色を使ってくださいね。
赤以外の色も随時更新予定ですので、お楽しみに。
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