アニメやキャラクターの世界を“色”で楽しむ【配色シリーズ】!
今回は、映画『かぐや姫の物語』のキャラクターたちに注目。
『かぐや姫の物語』は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」をもとに、高畑勲監督が描いたスタジオジブリ作品です。
この記事では、
- キャラクターのイメージカラー
- 配色の特徴
- 具体的なカラーコード
をまとめてご紹介いたします。
「かぐや姫の物語」の配色の特徴
© 2013 Isao Takahata, Riko Sakaguchi/Studio Ghibli, NDHDMTK『かぐや姫の物語』では、水彩画や墨絵を思わせる繊細なタッチと、日本の四季を感じるやさしい色彩が印象的で、他のジブリ作品とは一味違った美しさを楽しめます。
- 和紙を思わせる生成色(きなりいろ)
- 若竹や野山を表現する若草色
- 十二単を彩る桃色
- 墨絵のような墨色
全体的に彩度を抑えたやわらかな色が多く、日本の伝統色を思わせる上品な配色が特徴です。
「かぐや姫の物語」のキャラクター配色一覧
ここからは、『かぐや姫の物語』のキャラクターをカラーコード付きでご紹介していきます。
かぐや姫

かぐや姫は黒髪と、ピンクの着物が印象的です。
幼い頃の無邪気さと、成長していく気品の両方を感じさせる、女性らしい配色です。
捨丸

捨丸は青色を基調とした服を着ています。
自然の中で育った捨丸らしい、素朴な色になっています。
翁(おきな)

翁は、薄いグレーの服を着ています。
土や木を思わせる落ち着いた色合いで、翁の温かさや素朴さを表現しています。
媼(おうな)

媼は、薄い茶色の髪に、生成りの着物。
やさしく穏やかな雰囲気を感じさせる、和風のやわらかな色使いです。
「かぐや姫の物語」の世界観を表す配色
背景にも、日本の美しい四季を感じる色彩が使われています。
竹林

竹林はグリーンの美しいグラデーションで描かれています。
自然風景

山や花々を描いている場面ではくすみカラーを使い、穏やかなイメージを演出しています。
天人行列

天人行列のシーンでは、まばゆい光を感じさせる明るい色が使われています。
他のジブリ作品ではあまり使われることのない、白やパステルカラーを使っています。
月の光

満月のシーンはモノトーンで描かれ、強く印象に残る演出になっています。
和紙や墨、水彩の表現が重なり合い、日本画のようなやさしく上品な世界観を生み出しています。
「かぐや姫の物語」をイメージした5色カラーパレット

『かぐや姫の物語』の配色は、和風で上品なデザインにおすすめです。
和菓子店や旅館、和カフェ、日本文化をテーマにしたWebサイトやパンフレットにも取り入れやすい配色です。
「かぐや姫の物語」で使われる和の伝統色
この作品は、日本の伝統色を感じさせる色使いが魅力です。
日本の伝統色に注目すると、作品の世界観をより深く味わえるだけでなく、和風デザインの参考にもなります。
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色の調べ方について

本記事の配色は、公式ビジュアルやアニメ映像をもとに、画面上で確認できる色を参考にしています。
公式で発表されている色ではなく、画像から筆者独自に抽出した色になりますのでご了承ください。
モニター環境や印刷条件によって、実際の色味とは多少異なって見える場合がありますので、あくまで参考値としてご活用ください。
まとめ
『かぐや姫の物語』は、キャラクターだけでなく、竹林や月、和紙、墨絵まで含めて繊細に色彩設計された作品です。
キャラクターだけでなく、水彩画のような筆遣いや四季折々の風景、月や竹林の色にも注目すると、『かぐや姫の物語』ならではの繊細で美しい世界観を、色彩の視点からより深く楽しめます。
当ブログでは、他にもさまざまな作品のカラーを紹介しています。
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