グレージュは、グレーとベージュを組み合わせたような、落ち着きのあるやわらかな色です。
ファッションやインテリア、ヘアカラーなど、さまざまな場面で使われていて、上品でおしゃれな印象をつくりたいときにも人気があります。
しかし、
「グレーとベージュの中間って、具体的にはどんな色?」
「グレージュとベージュ、グレーはどう違うの?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、
について、わかりやすく解説します。
グレージュとはどんな色?

グレージュは、グレー(灰色)とベージュ(薄い茶色)の中間にあたる色です。
グレーの落ち着いた雰囲気と、ベージュのあたたかみをあわせ持っているのが特徴。
彩度が低く、少しくすんだ色合いが多いため、派手すぎず、自然になじむ印象があります。
グレージュという名前は、英語の「gray(グレー)」と「beige(ベージュ)」を組み合わせた言葉です。
ただし、グレージュにはひとつの決まったカラーコードがあるわけではありません。
グレーに近いものからベージュに近いものまで、幅広い色合いがグレージュと呼ばれています。
グレージュの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 色名 | グレージュ(Greige) ベージュグレー(Beige Gray) |
| 色の分類 | 灰色・ベージュ・グレー系の茶色 |
| 色のイメージ | 上品、落ち着き、自然、洗練、やわらかさ |
| 代表的なカラーコード | ■ #B4ADA9 |
カラーコードは、グレージュをイメージするための代表例です。
色名の定義や参照する資料によって、カラーコードは異なります。
グレージュが与える印象・心理的なイメージ

グレージュは、グレーとベージュそれぞれの印象をあわせ持つ色です。
上品で落ち着いた印象
グレーの持つ静けさや落ち着きが感じられるため、派手さを抑えた上品な雰囲気をつくれます。
洋服やバッグ、家具などに取り入れると、シンプルで洗練された印象にまとまりやすい色です。
やわらかく親しみやすい印象
ベージュのあたたかみが加わることで、無機質になりすぎず、やさしい印象になります。
白や黒だけでは少し冷たく感じるときにも、グレージュを取り入れると、ほどよいやわらかさをプラスできます。
ナチュラルで自然体な印象
グレージュは、砂や石、木などの自然素材を思わせる色合いでもあります。
インテリアや雑貨に使うと、飾りすぎない自然な雰囲気を演出できます。
大人っぽく洗練された印象
彩度が低く、色みが控えめなグレージュは、ほかの色を引き立てながら全体をまとめるのが得意です。
ファッションでは大人っぽいコーディネートに、デザインでは落ち着いたブランドイメージに活用できます。
色から受ける印象は、個人の経験や文化、色の組み合わせ、明るさなどによって変わります。
特定の色が心理状態や性格を必ず引き起こすというわけではありません。
グレージュから連想するもの

グレージュからは、次のようなものやイメージを連想できます。
グレージュは、主張しすぎない色でありながら、単なる無彩色よりもあたたかみを感じさせるのが魅力です。
グレージュの種類一覧|色名とカラーコード
グレージュには、明るさやグレー・ベージュの配分によって、さまざまなバリエーションがあります。
以下では、グレージュに近い色や、グレージュ系の表現として使われる色を紹介します。
特にグレージュ、グレーベージュ、アッシュグレージュなどは、業界や商品によって色の範囲が異なります。
カラーコードは、各色をイメージするための代表例です。
色名の定義や色合いは、参照する資料によって異なる場合があります。
本記事では、色見本や色名に関する資料を参考に、色の特徴や配色のイメージを紹介しています。
グレージュ#B4ADA9>
グレーとベージュの中間にあたる、灰色みを含んだ薄茶色です。
グレーの落ち着きとベージュのあたたかさがあります。
サンドベージュ#C9C9C2>
乾いた砂浜や砂漠をイメージした、黄みを含んだベージュです。
ナチュラルで温かみのある色です。
サンドグレー#C9C9C4>
砂をイメージした、グレーを基調にしたベージュです。
無機質感と落ち着きを感じさせます。
アッシュブロンド#B5B5AE>
ブロンド(金)にアッシュ(くすみ)をかけたような色合いです。
自然で抜け感のある雰囲気を演出します。
フランネルグレー#B2A9A4>
起毛素材であるフランネルをイメージした、わずかに茶色を含んだグレー。
温かみや落ち着きを感じさせます。
グレーパール#A49E9B>
真珠を思わせるパールの色に、グレーを重ねたような色です。
都会的で華やかな印象です。
ローズグレー#9D8E87>
薔薇の花のような赤味を帯びたグレーです。
やさしく、エレガントな雰囲気があります。
トープ#504946>
灰色みを含んだ茶色系の色です。
グレージュよりも暗く、茶色みを強く感じる色として使われることがあります。
グレージュがよく使われる場面
グレージュは、落ち着きや上品さを表現したい場面でよく使われます。
ファッション

グレージュのコートやニット、パンツ、バッグなどは、きれいめにもカジュアルにも合わせやすいアイテムです。
白や黒ほどコントラストが強くならず、ベージュよりも落ち着いた雰囲気に仕上がります。
インテリア

ソファやカーテン、ラグ、壁紙などにグレージュを使うと、穏やかでまとまりのある空間をつくれます。
白や木目の家具とも相性がよく、ナチュラルなインテリアからシンプルモダンなインテリアまで幅広く活用できます。
ヘアカラー

グレージュは、ヘアカラーの名前としても人気があります。
グレーとベージュを組み合わせたような髪色で、配合や明るさによってクールにもやわらかくも見せられます。
ただし、髪の元の色や施術方法によって仕上がりは変わるため、希望する色合いがある場合は写真などを使って美容師に相談すると伝わりやすくなります。
コスメ・美容

アイシャドウやアイブロウ、ネイルなどでも、グレージュ系の色が使われます。
肌なじみのよい色から、クールで洗練された色まで幅があり、ナチュラルメイクにも落ち着いたメイクにも取り入れられます。
Webデザイン・商品パッケージ

グレージュは、落ち着いた雰囲気や上質感を表現したいWebサイト、商品パッケージ、ブランドデザインなどにも向いています。
白や黒の代わりに使うと、コントラストを少しやわらげながら、全体を上品にまとめられます。
グレージュに合う色
グレージュは主張が控えめなため、ベーシックカラーともアクセントカラーとも合わせやすい色です。
■□ グレージュ×ホワイト|明るく清潔感のある組み合わせです。
■■ グレージュ×アイボリー|あたたかく、やさしい印象の配色です。
■■ グレージュ×ブラウン|落ち着きとぬくもりを感じる組み合わせです。
■■ グレージュ×ネイビー|上品さにきちんと感を加えた配色です。
■■ グレージュ×くすみピンク|上品さのなかに、ほんのりかわいらしさを感じられる配色です。
■■ グレージュ×セージグリーン|自然を感じさせる、穏やかな組み合わせです。
グレージュが好きな人のイメージ

グレージュが好きな人には、次のようなイメージが連想されることがあります。
グレージュは、目立つ色ではありませんが、ほかの色を引き立てながら全体をまとめることができます。
そのため、ファッションやインテリアで「落ち着いた雰囲気にしたい」「上品にまとめたい」というときにも選ばれやすい色です。
もちろん、好きな色だけで性格が決まるわけではありません。
あくまで、色から連想される一般的なイメージとして楽しんでみてください。
グレージュについてもっと知りたい方はこちら
グレージュの意味や種類がわかったら、配色や色の基本についてもチェックしてみましょう。
まとめ
グレージュは、グレーとベージュの中間にあたる、落ち着きとあたたかみを兼ね備えた色です。
上品で洗練された印象がありながら、自然になじみやすく、ファッション・インテリア・ヘアカラー・Webデザインなど幅広い場面で使われています。
グレージュには、グレー寄りのクールな色から、ベージュ寄りのあたたかい色、明るい色から暗い色まで、さまざまなバリエーションがあります。
また、ホワイトやアイボリーと合わせればやわらかく、ブラウンやネイビーと合わせれば落ち着いた印象に、くすみピンクと合わせれば上品でかわいらしい印象に仕上がります。
グレージュを使うときは、色名だけで判断せず、実際の色見本で明るさやグレー・ベージュのバランスを確認するのがおすすめです。
参考資料・サイト
- 原色大辞典
https://www.colordic.org/ - Color-Sample.com
https://www.color-sample.com/ - カラーサイト.com
https://www.color-site.com/ - カラーパレット
https://paletadecolores.org/ja/


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