『四国オレンジフェリー』ガイドブック|船内・アメニティ情報

四国オレンジフェリーガイドブック
この記事は約8分で読めます。

今回は、大阪・南港愛媛・東予を結ぶ船「四国オレンジフェリー」についてご紹介します。

実際に乗船する際に、どうやって乗るのか、どんなものを用意していけばいいのかなどを詳しく載せていますので、利用するときの参考にしてください。

この記事で分かること

  • オレンジフェリーがおすすめな理由
  • フェリーの乗り方・料金
  • フェリーの船内案内・アメニティ
  • フェリー乗り場からの接続バス
  • フェリー乗り場へのアクセス

この記事の情報は、2022年11月時点のものです。
価格や仕様・サービスなど変更がある場合がありますので、ご了承ください。

四国オレンジフェリーとは

オレンジフェリー』は愛媛と大阪・九州をつなぐ2種類の航路で運航されています。

四国オレンジフェリー四国(愛媛・東予)⇔関西(大阪・南港)
九四オレンジフェリー四国(愛媛・八幡浜)⇔九州(臼杵)


今回は、愛媛と大阪を結ぶ四国オレンジフェリーの航路についてお話していきます。

また、船の種類は「おれんじえひめ」と「おれんじおおさか」があり、日替わりで運航していますが、船内は基本的には同じです。

四国オレンジフェリーがおすすめな理由

大阪⇔愛媛を移動したいと思ったら、車・新幹線・飛行機もいいけれど、オレンジフェリーはいかがですか?フェリーには、たくさんのメリットがあります。

おすすめの理由
  • 寝ている間に目的地に着く
  • 運転疲れなし
  • 電車の乗り換えなし
  • 空調完備で快適な船内
  • ゆっくりお風呂につかれる
  • 完全個室でプライバシー&感染症対策◎
  • サービスが充実

…って、めちゃくちゃ最高じゃないですか?しかも船内はホテルみたいにキレイで、ゴージャス

お子様連れでも安心な設備が充実しています。

とはいえ、船というと一番気になるのは揺れや酔いではないでしょうか。

実際の揺れの感じはというと、大きな船なので揺れは全然気になりません

とはいえ、微妙な振動は感じますので、酔いやすい方は酔い止めを持っていくと安心です。

フェリーに乗る流れ

オレンジフェリーはオンラインでの予約が可能なので、予約してから行く方がスムーズです。

乗船の手順
  • STEP1
    会員登録
  • STEP2
    予約
  • STEP3
    チケットの受取
  • STEP4
    乗船
1.会員登録
pc

まずは以下の公式サイトから、会員登録をしてください。

2.予約

会員登録ができたら、予約に進みます。

予約は乗船日の2カ月前の同日AM6:00~可能、乗船便出港の24時間前までの受付になります。

3.チケットの受取
entrance

乗船当日に、受付窓口にて料金をお支払いして、チケットをもらいます。

クレジットカード払いもOK!!

4.乗船
information

乗船してチケットをコンシェルジュさんに見せると、宿泊する部屋を案内してくれます。

鍵を受け取ってから入室できる部屋と、部屋へそのまま直行できる部屋があります。

フェリーの乗船時間

フェリーの乗船時間は、出発地が大阪・愛媛の場合どちらも同じで、約8時間になります。

乗船開始時間20:00から
出発時刻22:00
到着時刻翌6:00
船内休憩7:00まで
※東予→南港の場合は船内休憩は8:00までOK

客室と料金

客室のランクにより、料金が異なります。

客室

フェリーにはホテルの一室のような部屋から、1人用のコンパクトな部屋まであり、それぞれ人数や用途に合わせて選ぶことができます。全部屋にコンセントが完備されています。

price
出典:オレンジフェリー

部屋を選ぶときには、部屋によって設備が異なるので、持ち物には注意が必要です。

とくにシングル(1名)とシングルプラス(2名)の部屋は外から鍵をかけるルームキーがなく、内鍵のみになるので、セキュリティ面が気になる方は部屋を選ぶ時のポイントにするといいかもしれません。

なお、船内に貴重品ロッカーがありますので有効利用しましょう。

料金

料金は一人あたり8,500円~です。

客室のランクと、土日祝・繁忙期などにより価格に幅があります。

乗用車も載せたい場合は15800円~(部屋代込み)になります。

さらにペットも一緒のお部屋になると+6000円が上乗せされます。

ペットルームケージを利用する場合は1200円で乗せてあげることができます。

詳しい料金設定などは、以下よりご確認ください。

館内施設

館内にはたくさんの施設があるので、乗船の際には活用しましょう。

食堂(4F)

reataurant

基本セルフ式となっており、ラーメンうどんなどの定番商品や、愛媛グルメも楽しめます。

お茶・お水は無料で飲めるほか、アルコール類も提供しています。

また、レンジもあるので持ち込んだものを温めることができたり、ちょっとしたお土産も買うこともできますよ。

朝食は22:30までの事前予約販売で900円当日の朝なら1000円

船内で朝食を取りたい方は予約した方がお得です。

  • 開店時間 20:00~22:305:30~7:00

お風呂(5F)

bath

お風呂は大浴場シャワールームとの2種類。乗船中はいつでも利用可能です。

大浴場
  • シャワーブース12か所
  • シャンプーコンディショナーボディソープは備え付け
  • 十分な広さで、窓から明石海峡大橋の夜景が望めることも
  • 鍵付き無料ロッカーで安心(小銭も不要)
シャワールーム
  • シャワーブース6か所
  • 個室タイプ
  • 部屋の内側から鍵がかけられる

どちらも共通で利用可能な洗面台では、ドライヤー無料で使用できます。

ベビーベッド体重計お手洗いもあります。

タオルはついていない部屋もあるため、事前に確認して、ついていない場合は、持参するか自販機で購入することになります。

トイレ(4F・5F)

お手洗いはとても清潔感のあるウォシュレット付き

女子トイレにはパウダールームもあるので、朝の準備もばっちりです。

ゲームセンター(5F)

gamecenter

クレーンゲームやスロットなど、小さなゲームセンターがあります。

キッズスペース・授乳室(5F)

簡単なキッズスペースと授乳室があります。

マッサージルーム(5F)

massage

15分200円で利用できます。

自動販売機(4F・5F)

vender

自動販売機では必要最低限のものを販売しています。

販売しているもの
  • 飲み物
  • お菓子
  • アイスクリーム
  • タオル
  • 歯ブラシ
  • カミソリ
  • コンタクト洗浄液
  • ナプキン

アルコール類の販売はしていないので、レストランで利用するか、持参しましょう。

お菓子はおつまみ程度のものが多いので、部屋でゆっくりとデザートや好きなものを食べたい場合は持参するのが無難。

また、冷蔵庫がついていない部屋もあるため、冷蔵モノなどは注意が必要です。

貴重品ロッカー(4F)

rocker

外鍵のついていない部屋で貴重品が心配な場合は、貴重品ロッカーを活用することができます。

あまり大きいものは入らないので、その場合はお風呂のロッカーを使うのも手かなと思います。

テレビ付きラウンジ(5F)

lobby

チャンネルは固定なので変えることはできませんが、お風呂上りなどにソファでテレビを見ながらゆっくりくつろぐことができます。

喫煙所(4F・5F)

船内は禁煙なので、たばこを吸いたい方は喫煙ルームを利用することができます。

その他の便利なサービス

コンシェルジュさんにお願いすると利用できるサービスもあります。

Wi-Fi

Orange_Ferry_Wi_Fiを無料で使用できます。メールアドレスが必要

海上は、基本的に圏外です。

浴衣貸出し

パジャマのついていない部屋の場合、浴衣をレンタルできます。

案内所で申し込むと、100円浴衣を借りられます

荷物が少なくて済むので、うれしいサービスですね。

ベッドガード・ベビーベッド貸し出し

転落防止用のベッドガード・乳児用の簡易ベビーベッド無料貸し出ししています。

乗船後の各地への接続バス

乗船後に乗れるお得なバスを活用しましょう。

愛媛・東予港からのバス

愛媛・東予港にに到着したら、連絡バスを使うと便利です。

方面予約大人小人
松山方面バス必要1,250円630円
今治・新居浜方面バス不要無料無料
※2023年1月現在

停車駅・時間を詳しく知りたい方はこちら


大阪・南港からのバス

大阪・南港からは、有料のシャトルバスがあります。

方面予約大人小人
関西国際空港方面必要1,600円800円
ユニバーサルシティ方面
(朝食つき)
必要1,710円1,310円
堺方面不要路線バス路線バス
※2023年1月現在 ※往復だと安くなる場合があります

停車駅・時間を詳しく知りたい方はこちら

アクセス

港へのアクセスは以下のようになっています。

大阪・南港

大阪ニュートラム
「フェリーターミナル駅」が最寄り駅

愛媛・東予港

バス・車で行くのが便利
※バスは今治・新居浜方面からなら無料

まとめ

以上、四国オレンジフェリーについてご紹介させていただきました。今後乗船する方のお役に立てたらうれしいです。

とっても快適に過ごせるフェリー、大阪⇔愛媛の旅での手段の1つとして考えてみてはいかがでしょうか。

興味を持っていただけた方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

コメント