卵巣腫瘍が見つかってから、手術までの間私がずっと怖かったこと。
それが、「茎捻転(けいねんてん)」でした。
毎日、
「急に激痛にならないか」
「腫瘍が破裂しないか」
「夜中に救急になるんじゃないか」
と、とても不安でした。
今回は、卵巣がん・卵巣腫瘍で起こることがある 「茎捻転」について、わかりやすくまとめます。
茎捻転(けいねんてん)とは?
「茎捻転」とは、卵巣がねじれてしまう状態のことです。
卵巣は、血管などで体につながっています。
しかし、腫瘍が大きくなると重みが出て、 “ぶら下がった状態”になります。
すると、ぐるっとねじれてしまうことがあります。
なぜ危険なの?茎捻転したらどうなる?

一番怖いのは、血流が止まることです。
卵巣がねじれて血液が流れなくなると、卵巣が壊死(えし)してしまうことがあります。
そのため、茎捻転が疑われる場合は、緊急手術になるケースも少なくありません。
どんな症状が出る?よくある症状
代表的なのは、前兆のない、突然の強い腹痛・激痛です。
痛みが波のように強弱を繰り返すこともあります。
「いつもの痛み」と違うことが多い

卵巣腫瘍があると、普段から違和感や鈍痛がある人もいます。
でも茎捻転では、 「明らかにおかしい」レベルの痛みになることが多いと言われています。
吐き気を伴うこともあるため、急性胃腸炎や盲腸(急性虫垂炎)と間違われることも。
茎捻転しやすい腫瘍の特徴
一般的には、大きい腫瘍ほどリスクが高いと言われています。
特に、
などは注意が必要とされます。
成熟嚢胞性奇形腫・漿液性・粘液性などの組織型で起こりやすいとされています。
私もかなり怖かった
私の腫瘍は粘液性タイプで、サイズもかなり大きくなっていました。
手術待ちの間は、
「ねじれませんように…」
と毎日願っていました。
特に子どもの抱っこをするのは怖かったです。
実際には何も起こりませんでしたが、
「もし急に痛くなったら…」
という不安はかなり大きかったです。
こんな時はすぐ病院へ

以下のような症状がある場合は、早めの受診が大切です。
「動いたらねじれる」は本当?
これは気になりますよね。
ただ、 「動いたから必ず起こる」わけではありません。
普通に生活していて起こることもあれば、安静中でも起こることがあります。
なので、必要以上に動けなくなるほど怖がりすぎなくても大丈夫。
でも、無理な運動や急な動きは避けるように心がけていました。
茎捻転と卵巣がんの関係

茎捻転は、良性腫瘍でも起こります。
つまり、「がんだから起こる」わけではありません。
ただ、大きな腫瘍ではリスクが上がるため、卵巣がんや境界悪性腫瘍でも注意されることがあります。
実際に感じたこと
手術待ち期間は「がんかもしれない不安」だけじゃなく、
「突然激痛が来るかも」という怖さもありました。
特に、夜寝る時や外出時は、
「もし今なったらどうしよう」
と考えることも。
でも今振り返ると、
“怖がりすぎてずっと緊張していた”
部分もあったなと思います。
だからこそ、この記事が、同じ不安を抱えている方の安心材料になれば嬉しいです。
関連記事
まとめ
卵巣腫瘍の「茎捻転」は、 卵巣がねじれて血流が止まる状態です。
突然の強い痛みが特徴で、緊急手術になることもあります。
特に大きな腫瘍がある場合は、不安になる方も多いと思います。
ただ、必要以上に怖がりすぎず、「急な激痛があればすぐ受診」を意識して過ごすことが大切だと感じました。
この記事は個人の体験談を含みます。
症状や治療方針には個人差があるため、必ず医師の指示に従ってください。
参考文献・参考サイト
・国立がん研究センター「がん情報サービス」
https://ganjoho.jp/public/index.html
・日本産科婦人科学会
https://www.jsog.or.jp/
・日本婦人科腫瘍学会
https://jsgo.or.jp/

コメント