卵巣がんと診断されたとき、
「なんか種類がいっぱいある」
「ステージもめっちゃある…」
と、わからないことばかりで混乱しました。
調べても難しい情報が多く、正直なところすぐに理解するのは大変でした。
この記事では、実際に経験した立場から
卵巣がんの「種類・ステージ・生存率」について、できるだけわかりやすくまとめています。
卵巣がんの種類

卵巣がんは、悪性の卵巣腫瘍です。
大きく分けると、3つの種類があります。
1. 上皮性 腫瘍(じょうひせい しゅよう)
上皮性腫瘍は、卵巣がんの約90%を占める組織型。
さらに、4つの組織型に分類されます。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 漿液性がん (しょうえきせい) | 高異型(進行が速く、悪性度が高い)と低異型(進行が緩やか)がある。 抗がん剤が効きやすい。 |
| 明細胞がん (めいさいぼう) | 子宮内膜症から発生するケースが多い。 進行が遅いが、抗がん剤が効きにくい。 腫瘍が巨大化しやすいが、早期で見つかることが多い。 |
| 類内膜がん (るいないまく) | 子宮内膜症(特にチョコレート嚢胞)から発生するケースが多い。 比較的進行が遅いものが多いが、進行すると抗がん剤が効きにくい。 |
| 粘液性がん (ねんえきせい) | 液体(粘液)が溜まるため、腫瘍が巨大化しやすい。 比較的若い世代にも見られ、抗がん剤が効きづらい。 |
2.胚細胞 腫瘍(はいさいぼう しゅよう)
胚細胞腫瘍は、卵子のもとになる細胞から発生します。
10〜20代の若い世代に多く見られます。
悪性度が高いですが、抗がん剤が効きやすい。
胚細胞腫瘍にも、複数の組織型があります。
3.性索間質性 腫瘍(せいさくかんしつせい しゅよう)
性索間質性腫瘍は、卵巣の組織から発生します。
エストロゲンやアンドロゲンなどの性ホルモンを分泌することがあります。
全卵巣腫瘍の約6%を占める、比較的まれな腫瘍です。
性索間質性腫瘍にも、複数の組織型があります。
それぞれ特徴はありますが、まずは「いくつか種類がある」という理解でOKです。
私は41歳のとき、粘液性がんと診断されました。
約25cmの巨大腫瘍として発見され、摘出手術を行いました。
卵巣がんのステージ
ステージはがんの広がりを表し、ステージは1~4まであります。
| ステージ1 (Ⅰ期) | がんが卵巣の中にとどまっている |
| ステージ2(Ⅱ期) | がんが卵巣にとどまらず、骨盤内に広がる |
| ステージ3(Ⅲ期) | がんがお腹の中に広がっている |
| ステージ4(Ⅳ期) | がんが遠くの臓器にまで転移している |
数字が大きいほど進行している状態です。
それぞれのステージは、A・B・Cなど、状態によってさらに細かく分類されます。
私は、ステージ1Aと診断されました。
腫瘍はお腹まで大きくなっていたので、最初はステージ3以上だと思いこんでいました。
しかし、病理検査の結果、がんは卵巣にとどまっていたためステージは1。
転移がなく(詳しくは未確認)、比較的早期に発見されました。
生存率について
卵巣がんの5年生存率は、ステージによって大きく変わります。
一般的にはステージ1では高く(80~90%)、ステージが進むほど低くなる傾向があります。
しかし、生存率はあくまで“目安”であり、
これらによって大きく変わります。
生存率は再発率とイコールではないという点も注意が必要です。
実際に感じたこと

診断を受けたとき、どうしても「数字」に目がいってしまいました。
でも実際に治療を受けて感じたのは、一人ひとり全く違うということ。
同じステージでも、種類が違えば、全く経過や治療方針が変わってきます。
医療情報との向き合い方

情報を調べることは大切ですが、
このバランスが大事だと感じました。
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まとめ
卵巣がんは、
によって大きく変わる病気です。
だからこそ、
「自分の状態を正しく知ること」が大切だと感じました。
本記事は一般的な情報と個人の体験をもとにまとめています。
治療方針などは必ず医師の判断をもとにしてください。
参考文献・参考サイト
・国立がん研究センター「がん情報サービス」
https://ganjoho.jp/public/index.html
・日本産科婦人科学会
https://www.jsog.or.jp/
・MSDマニュアル家庭版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/home

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