【家族にがんを伝えた日】卵巣がんステージ1A|不安と涙、そして決意

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大学病院で「卵巣がん」と説明を受けたあと、次の検査結果を聞くまでまた少し時間がありました。

この期間は、これまでとは違う形で不安と向き合う時間になりました。

この記事では、家族に伝えた日のことと、そのあとに感じていた気持ちをまとめます。

この期間の流れ
  • 夫にLINEで伝える
  • 帰宅後、現実の重さを実感する
  • 娘の前で泣いてしまう
  • 家族からの支えを感じる
  • 体の変化や新たな不安

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夫に伝えた日、初めて現実が重くのしかかった

大学病院での診察後、夫にはLINEで状況を伝えていました。

「がん?腫瘍はがん?」
「悪性ってこと?」
「がん治療するの?」

と、少しパニックなようでした。

とにかく次の手術の説明の日は、仕事を休んでもらって一緒に来てもらうことを伝えました。

帰宅してから、「卵巣がん」という言葉が、ゆっくりと現実として重くのしかかってきました。

部屋では、仕事を終えた夫が義母と電話をしていました。

「どうしてもっと早く病院に行かなかったの?」
「なんで気付かなかったの?」

そう言われて、夫は天井を見上げ、手で顔を隠していました。

その声の震えから、夫も涙を流しているのが分かりました。

「病気になってつらいのは、本人より家族の方かもしれない」
「私より、夫の心の方が心配だ…」
「発見が遅れたせいで、夫を悲しませてしまった」

ぐるぐるとそんな後悔が押し寄せてきて、涙が止まらなくなりました。

娘の前で泣いてしまった日

次の日、娘と二人で過ごしているとき、静かで、何もすることがない時間。

ふとがんのことを考えてしまう瞬間がありました。

  • いつも一緒だった娘と離れて入院する寂しさ
  • 大切な人たちに会いたくなった
  • がんと向き合っていく将来のこと
  • 家族とずっと一緒にいられないかもしれないこと


そんなことを考えていたら、また涙がぽろぽろと出てきました。

娘の前で泣かないようにしようと思っていたのに、我慢できませんでした。

すると娘が、悲しそうな顔で、

ままー…

と小さな声で言いながら、目をうるうるさせて、きれいな涙をポロリと流していました。

小さな手でティッシュを渡してくれて、ぎゅっと抱きしめてくれました。

夫だけでなく、娘も悲しませてしまったことに、胸がぎゅっと締めつけられるような気持ちになりました。

もう娘の前では泣かないと決めた日

娘はもうすぐ2歳になります。

私が入院することも、手術することも、きっとまだ分かっていません。

でも何か、”いつものママと違う“ということを感じ取っていたのかもしれません。

そんな娘の悲しそうな顔を見て、

もう二度と、娘の前では泣かないようにしよう

そう思いました。

そして、

絶対にがんを治そう
娘が大きくなるまでずっとずっと一緒にいよう

そう、心に深く刻みました。

このとき初めて、はっきりと“決意”のようなものが生まれた気がします。

家族からの支えを感じた出来事

後日、母からお守りが届きました。

その気持ちが嬉しくて、少し涙が出ました。

この期間、娘が2歳の誕生日を迎えました。

娘の誕生日会では、姉家族がお祝いをしてくれました。

そこで姉やめいっこたちが、お百度参りをしてくれていたと聞きました。

お守りも受け取って、自分は一人じゃないんだと感じることができました。

体の変化と、新たな不安

この頃は、体の変化にも敏感になっていました。

特に気になったのが、便の状態でした。

もともと私はかなり快便でした。

朝起きると、元気なバナナうんちが1回ですっきり出るタイプです。

ところが、紹介先の病院に行った頃から便の様子が変わってきました。

朝起きてまず1回、やわらかい便がたくさん出ます。

そのあと朝ごはんを食べると、また便意が来てトイレへ。

すると今度は細い便が出るのです。ミョウガみたいな形でした。

さらにそのあともまた行きたくなり、行ってもほとんど出ないのに「まだ残っている感じ」がありました。

結局、朝だけで3回以上トイレに行くようになりました

すっきり出ない感覚が続いたり、何度もトイレに行ったり、漏れそうになることも増えました。

そしてある日、

「なんかお尻が痛い」

と思って確認すると、

なんといぼ痔ができていました。

何度もいきむようになったせいで、いぼ痔まで…。

正直、がんのこともあるのに、「なんで今…」という気持ちで、思っていた以上にショックでした。

痔のことまで検索して、さらに不安に

いぼ痔のことが気になって調べてみると、

  • 手術になることもある
  • 放置はよくない

などの情報が出てきて、また不安が増えてしまいました。

がんのことだけでも不安なのに、さらに別の悩みが増えたような感覚でした。

調べると、患部を温めるとよいとのことで、お風呂につかりました。

その後、ウォシュレットを使ったり、ヤクルトを飲んだりして、お尻に負荷がかからないようにしました。

次の診察で相談しようと思ったこと

このときは、

「次に病院に行ったときに、ちゃんと相談しよう」

そう思うようになりました。

不安なことは、ひとつずつ整理していこうと、少しずつ気持ちも変わっていきました。

まとめ|不安の中で見つけた気持ちの変化

この期間は、不安や涙が多い時間でした。

でも同時に、家族の存在や、自分の気持ちの変化にも気づくことができた時間でした。

この経験が、次に進むための支えになっていたのだと思います。

このあと、CT検査の結果をもとに、手術の詳しい内容について説明を受けることになります。

【術前検査②】CT結果と手術内容を聞いた日のこと(近日公開予定)

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