【病理検査結果】卵巣がんステージ1A|境界悪性から一転…経過観察を選んだ理由

この記事は約5分で読めます。

手術が終わってから、約3週間後

一番ドキドキしていたのが「病理検査の結果」でした。

術中の説明では「境界悪性」と言われていたため、正直どこか安心していた部分もありました。

ですが、最終的な結果は——

思っていたものとは違っていました。

病理検査の結果

病院で受付を済ませて、また長い待ち時間を過ごしました。

診察に呼ばれて、まず告げられた言葉は、

「病理検査の結果、粘液性がんでした」

という言葉でした。

がんのステージとしては 初期のがんステージ1)でした。

卵巣がん(粘液性がん) ステージ1A N0(x)M0

▶粘液性がん(ねんえきせいがん)

粘液性がんは粘液を作るタイプのがんで、卵巣がんの種類のひとつです。

進行スピードは企画的ゆっくりなことが多いですが、大きくなりやすい特徴があります。

早期であれば、予後がいい傾向にあるがんとされています。

▶ステージ1A|がんは卵巣の中だけにとどまっている

卵巣がんステージ1Aでは、がんは片方の卵巣だけにとどまっています。

卵巣の外への広がりがなく、破れたりしていない状態。

5年生存率は80~90%を超えると言われていて、予後は良好であることが多い。

卵巣がんは「サイレントキラー」と呼ばれ、
ステージ1の段階で見つかることは、とてもラッキーな状況なんだそうです。

▶ N 0(x)|リンパ節への転移なし(未検査)

Nリンパ節への転移の有無を現します。

  • N0 → リンパ節転移なし(検査して確認済み)
  • N1 → リンパ節転移あり

となるんですが、N0(x)では意味が変わります。

「リンパ節転移は確認されていないけど、実際には調べていない」という意味。

つまり

リンパ節は取っていないので、正確には評価していない」ということ。

画像や術中の様子では問題なさそうだったけど、病理的には確認していない状態です。

▶ M0(遠隔転移なし)

遠くの臓器への転移がない状態。

術中診断との違い

術中迅速病理診断では、「境界悪性腫瘍」と伝えられていました。

しかし、最終結果では「がん」…。

そんなこと言われると思ってなくて、安心しきっていたため、まさかの結果に正直かなり驚きました

境界悪性腫瘍についてはこちら

そのときの気持ち

がん」と言われたときは、

「え?診断変わるとかアリなん?」

と、まるで他人事のような話。

でも、話を聞いていくうちに、転移や再発への不安が一気に押し寄せてきました。

「これからずっと一生、不安と共に生きていかないといけない」

という現実を受け止めるには、少し時間がかかりました。

「大丈夫そう」と思っていた分、ギャップがすごくて、

感情の高低差ありすぎて耳がキーン状態でした。

治療方針:経過観察を選択

そんな頭の中がぐるぐるな状態で提示されたのが、2つの選択肢

  • リンパ節に手にがないかを詳しく調べるための再手術
  • 現時点では転移の可能性が低い前提で経過観察

術中では「境界悪性」だったため、リンパ節を取っていませんでした。

そのため、転移の有無が分からない

確実に調べるために、もう一度手術してはっきりさせる。

もし転移してたら、ステージ3になって抗がん剤治療がスタート…。

なんてことを言われて、

「いやいや、もう1回手術するくらいなら、最初から取っとけよー!」

と心の中で突っ込まずにはいられません(笑)。

結果として、私は

追加治療なしの「経過観察」を選びました。

経過観察にした理由

私が再手術でなく、経過観察にした理由は以下の通りです。

  • 腫瘍マーカーの値が下がっていた
  • 術中検査では境界悪性と判断されていた
  • 手術時に肉眼での広がりがなかった
  • CT検査でも転移なしと言われていた
  • 粘液性がんは比較的転移が少ないらしかった

総合的に見て、再手術はしない選択にしました。

腫瘍マーカーCA-125の値は、手術前128.2→手術後 38.9になっていました。

再手術をしなかった理由

リンパ節を取る追加手術という選択肢もありましたが、

  • 体への負担ヤバイ
  • もう二度と手術したくない!!
  • もう入院するのはコリゴリ!!

ということで、

今回は見送ることにしました。

リンパ節を切除すると、腕や足のむくみ(リンパ浮腫)、しびれなどが起こり、
日常生活に負担がかかることが多いです。

術後の状態

主治医の先生に相談して、ロキソニンは追加で処方してもらいました。

お腹の調子がどうもスッキリしないと伝えると、整腸剤も出してくれました。

まだまだ身体は回復途中です。

今感じていること

正直、「がんだった」という事実は、簡単に受け止められるものではありませんでした。

ただ、

  • 比較的早期で見つかったこと
  • 今できる治療が終わっていること

を考えると、前向きに考えたいと思えるようにもなりました。

これからについて

今後は、定期的な検査を受けながら、経過を見ていくことになります。

「早期で見つかって、自分はラッキーだ」
「転移なんてしない」
「きっと大丈夫」

と、思うように生活してはいるつもりです。

でも同時に、

「やっぱり転移あるかちゃんと調べた方がいいのかな?」
「いつの間にか、がんが広がっていたらどうしよう…」
「経過観察で本当に大丈夫なんだろうか」

と、心が揺れることもあります。

「不安と付き合いながら生活していく」

これが現実だと感じています。

5年後の寛解を目指して

医師からは、

5年間再発がなければ寛解

と説明を受けました。

決して、完治することはないのが「がん」です。

これからは、再発しないために、丁寧な暮らしを。

そして、自分を一番大切に過ごしていきたいと思っています。

関連記事

まとめ

術中の説明と最終結果が違うことは、決して珍しいことではないと後から知りました。

それでも、実際に経験すると、気持ちの整理には時間がかかります。

「早期発見・早期治療だった」ことを大切にしながら、これからの生活を過ごしていきたいと思います。

コメント