卵巣がんの手術から約2ヶ月。
経過観察の診察で、主治医の先生から「遺伝子検査」の話を聞きました。
私は粘液性卵巣がんステージ1A。
さらに、実の父が乳がんになったことがあり、先生からは
「遺伝的な要因が関係している可能性もあります」
と説明を受けました。
正直なところ、最初は
「遺伝子検査って本当に必要なの?」
と思いました。
でも話を聞いていくうちに、自分のこと以上に娘への遺伝が気になるようになりました。
今回は、私が遺伝子検査を受けるかどうか悩んだ理由についてまとめます。
なぜ遺伝子検査を勧められたの?

今回説明されたのは、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)に関する検査です。
主治医の先生によると、
などから、遺伝子検査を検討する価値があるとのことでした。
特に男性の乳がんは比較的珍しく、遺伝的な要因が関係している場合が多いとのことでした。
提示された検査内容と費用

私が遺伝子カウンセラーから説明を受けたのは、次の3種類でした。
HBOC検査(保険適用)
60,000円
主にBRCA1・BRCA2という遺伝子を調べる検査です。
この遺伝子のが変化することで、乳がんや卵巣がんが発症しやすいことが分かっています。
MGPT Specific X-17(14遺伝子)
118,800円
卵巣がんや乳がんに関連する複数の遺伝子を調べます。
MGPT Standard(56遺伝子)
145,200円
より幅広い遺伝子を調べる検査です。
卵巣がんだけでなく、さまざまながんに関連する遺伝子も対象になります。
正直な話、保険適用でもとても高いですよね…。
高額な検査費用に悩んでいる方は、民間の保険が対象になるか確認するのもいいかもしれません。
HBOC検査だけで充分??

保険適用でも約6万円。
決して安い金額ではありません。
なので最初は、
「まずは保険適用の検査だけで充分では?」
と思っていました。
しかし、「卵巣がんが発症しやすい遺伝子は、種類がいくつかある」ということを知りました。
そうなると、BRCA1・BRCA2を調べるだけでは、不十分なようにも思えてきたのです。
子どもへの遺伝

先生からは、遺伝子異常が見つかった場合、子どもへ1/2の確率で遺伝すると説明されました。
もちろん、検査で異常が見つかるとは限りません。
でも、
「もし将来、娘の健康管理に役立つ情報が得られるなら?」
そう考えると、自分のためというより、娘のために知っておきたい。
そんな気持ちが大きくなりました。
自宅で簡単にできる遺伝子検査もあります。
ただし、医療機関で受ける遺伝子検査とは全く別物なので注意が必要です。
VUS(意義不明変異)という難しい問題

今回初めて知った言葉があります。
それが、
VUS(意義不明変異)
です。
簡単にいうと、
「遺伝子の変化は見つかったけれど、それが病気に関係するのかまだ分からない状態」
のこと。
調べる遺伝子が増えるほど、このVUSが見つかる可能性も高くなるそうです。
つまり、
たくさん調べれば必ず答えが出るわけではない、という点も難しいポイントでした。
今、私が悩んでいること

費用だけを考えるなら、HBOC検査。
でも、娘への情報を少しでも多く残したいと思うなら56遺伝子検査もやってみたい気もする。
一生に何度も受ける検査ではないと思うと、
「どうせ受けるなら全部調べたい」
という気持ちもあります。
次回の経過観察までに、主治医の先生へもう少し詳しく質問して決めたいと思っています。
同じように悩んでいる方へ

遺伝子検査は、受ける・受けないだけでなく、どこまで調べるかも悩みます。
特に、
という方は迷うことも多いと思います。
私も、自分が納得できる形で選びたいと思っています。
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まとめ
卵巣がんの術後、私は遺伝子検査を勧められました。
保険適用のHBOC検査から、56遺伝子を調べるパネル検査まで選択肢があります。
費用は決して安くありません。
それでも、
「娘の将来のために知っておきたい」
という気持ちが強くなっています。
まだ検査を受けるかどうかは決めていませんが、同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。
この記事は個人の体験談です。
遺伝子検査の適応や内容は個人によって異なります。
詳しくは主治医や遺伝カウンセラーへご相談ください。

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