【体験談】卵巣がんの遺伝子検査は受けるべき?費用・遺伝・娘への影響で悩んだ話

この記事は約4分で読めます。

卵巣がんの手術から約2ヶ月。

経過観察の診察で、主治医の先生から「遺伝子検査」の話を聞きました。

私は粘液性卵巣がんステージ1A

さらに、実の父が乳がんになったことがあり、先生からは

「遺伝的な要因が関係している可能性もあります」

と説明を受けました。

正直なところ、最初は

「遺伝子検査って本当に必要なの?」

と思いました。

でも話を聞いていくうちに、自分のこと以上に娘への遺伝が気になるようになりました。

今回は、私が遺伝子検査を受けるかどうか悩んだ理由についてまとめます。

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なぜ遺伝子検査を勧められたの?

今回説明されたのは、遺伝性乳がん卵巣がん症候群HBOC)に関する検査です。

主治医の先生によると、

  • 卵巣がんを発症したこと
  • 閉経前の発症であること
  • 父に乳がんの既往があること

などから、遺伝子検査を検討する価値があるとのことでした。

特に男性の乳がんは比較的珍しく、遺伝的な要因が関係している場合が多いとのことでした。

提示された検査内容と費用

私が遺伝子カウンセラーから説明を受けたのは、次の3種類でした。

HBOC検査(保険適用)

60,000円

主にBRCA1BRCA2という遺伝子を調べる検査です。

この遺伝子のが変化することで、乳がんや卵巣がんが発症しやすいことが分かっています。

MGPT Specific X-17(14遺伝子)

118,800円

卵巣がんや乳がんに関連する複数の遺伝子を調べます。

MGPT Standard(56遺伝子)

145,200円

より幅広い遺伝子を調べる検査です。

卵巣がんだけでなく、さまざまながんに関連する遺伝子も対象になります。

正直な話、保険適用でもとても高いですよね…。

高額な検査費用に悩んでいる方は、民間の保険が対象になるか確認するのもいいかもしれません。

HBOC検査だけで充分??

保険適用でも約6万円

決して安い金額ではありません。

なので最初は、

「まずは保険適用の検査だけで充分では?」

と思っていました。

しかし、「卵巣がんが発症しやすい遺伝子は、種類がいくつかある」ということを知りました。

そうなると、BRCA1BRCA2を調べるだけでは、不十分なようにも思えてきたのです。

子どもへの遺伝

先生からは、遺伝子異常が見つかった場合、子どもへ1/2の確率で遺伝すると説明されました。

もちろん、検査で異常が見つかるとは限りません。

でも、

「もし将来、娘の健康管理に役立つ情報が得られるなら?」

そう考えると、自分のためというより、娘のために知っておきたい。

そんな気持ちが大きくなりました。

自宅で簡単にできる遺伝子検査もあります。

ただし、医療機関で受ける遺伝子検査とは全く別物なので注意が必要です。

VUS(意義不明変異)という難しい問題

今回初めて知った言葉があります。

それが、

VUS(意義不明変異)

です。

簡単にいうと、

「遺伝子の変化は見つかったけれど、それが病気に関係するのかまだ分からない状態」

のこと。

調べる遺伝子が増えるほど、このVUSが見つかる可能性も高くなるそうです。

つまり、

たくさん調べれば必ず答えが出るわけではない、という点も難しいポイントでした。

今、私が悩んでいること

費用だけを考えるなら、HBOC検査

でも、娘への情報を少しでも多く残したいと思うなら56遺伝子検査もやってみたい気もする。

一生に何度も受ける検査ではないと思うと、

「どうせ受けるなら全部調べたい」

という気持ちもあります。

次回の経過観察までに、主治医の先生へもう少し詳しく質問して決めたいと思っています。

同じように悩んでいる方へ

遺伝子検査は、受ける・受けないだけでなく、どこまで調べるかも悩みます。

特に、

  • 子どもがいる
  • 家族にがんの既往がある
  • 将来のリスクを知りたい

という方は迷うことも多いと思います。

私も、自分が納得できる形で選びたいと思っています。

関連記事

  • HBOCとは?(近日公開予定)
  • BRCA1・BRCA2とは?(近日公開予定)

まとめ

卵巣がんの術後、私は遺伝子検査を勧められました。

保険適用のHBOC検査から、56遺伝子を調べるパネル検査まで選択肢があります。

費用は決して安くありません。

それでも、

「娘の将来のために知っておきたい」

という気持ちが強くなっています。

まだ検査を受けるかどうかは決めていませんが、同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

この記事は個人の体験談です。
遺伝子検査の適応や内容は個人によって異なります。
詳しくは主治医や遺伝カウンセラーへご相談ください。

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