【術後1日目】卵巣がんステージ1A|初めての歩行と、想像以上だった痛みの記録

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手術の翌日。

「少しずつ回復していく日」と思っていましたが、

実際は、安心と激痛が行き来する1日でした。

この記事では、術後1日目の流れと、そのときの体の状態・痛みの変化を記録します。

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痛みレベルの目安
  • □□□□□□□□□□( 0/10):痛みなし
    ███□□□□□□□( 3/10):違和感・軽い痛み
    █████□□□□□( 5/10):我慢できる痛み
    ███████□□□( 7/10):痛みで動けない
    ██████████(10/10 ):激痛・耐えられない痛み

深夜〜朝|思うように眠れない

深夜2時、なんかベッドが冷たい…

と思っていたら、点滴が漏れていました

点滴は左手につながれていて、点滴スタンドは右手側にありました。

何度も寝返りを打って、左側を向いたときに管が外れてしまっていたようでした。

なかなか寝返りを打てないので、腰がけっこうつらい。

思うように眠れず、何度も目が覚める、長い夜でした。

6:20 朝|少しずつ“回復の気配”

朝一番に、体温を測ります。

まだ熱が38℃あり、寒気も少し感じていました。

採血もあったので、なんだか身体がボロボロな気分です。

一番邪魔だなと思っていたフットポンプが取れて、足が軽くなりました。

そしてようやく、水分摂取OKがでました。

お腹は全く空いていませんでしたが、もうずっとのどはカラカラでした。

やっと水が飲めたときは、

「うますぎる…」
「生き返った…」

という感覚でした。

ただ、一気にたくさん飲むのは怖くて、ちょびちょび飲むようにしていました。

10:45 初めて体を起こす

ゆっくりゆっくり、腕の力を使って体を起こしました。

麻酔があるので、痛みはなんとか大丈夫。

指のモニターが外れ、ベッドに座って体を拭いてもらいました

ここで強烈だったのがめまい

目の前がグレーで、ぐるぐるなって、何も見えない。

ということで、歩行はギブアップ!!

「この点滴は血圧下がりやすいので、点滴のスピード下げておきますね」
「午後にまたもう1回チャレンジしてみましょう」

とのことでした。

座っただけでクラクラして、そのまま少し気を失うように眠ってしまいました。

13:00 初めて歩けた

体温は37.1℃まで落ち着いてきました。

めまいが怖かったですが、もう一度体を起こすのにチャレンジ。

ゆっくり体を起こして、ベッドに腰掛ける。

…今回は大丈夫、めまいしない

ということで、立ってみる。

立てた!

ここがこの日の大きな一歩でした。

この時点で、尿管が外れました

そして、歩いてみる。

歩けた…!

ここで、頑張ってトイレも自力で歩いて向かいます

尿は、ちょろっとしか出ませんでした。

お腹の傷を見てみようかなと思いましたが、ちょっと怖くなって、見ずに病室に戻りました。

歩けた達成感と同時に、体のダメージもはっきり感じる瞬間でした。

13:30 少しだけ“人間らしい感覚”が戻る

自由に歩けるようになったので、ずっとしたかった歯磨きをしました。

お口がスッキリして最高。

髪の毛もベタベタのボサボサだったので、ドライシャンプーで頭も爽やか。

やっとスッキリできて、少しだけ日常に戻れた気がしました。

体重計がデイルーム(休憩スペース)に置いてあったので、図ってみることに。

手術前46kgだった体重は、43kgまで減っていました。

腫瘍の重さが3.7kgもあったとはいえ、だいぶ痩せちゃったな…と感じました。

15:15 痛み止めが外れる

背中に入っていた痛み止め(硬膜外麻酔)が外れました。

この時点では

「昨日お腹切ったばっかりなのに、もう取っちゃって大丈夫なんだろうか」
「それ外しちゃったら、絶対痛くなるよね?」

という不安の方が大きい状態

痛み止めの点滴も、終わってしまった。

大丈夫だったお腹の痛みが、徐々に痛くなってくる。

痛みレベル:███████□□□(7/10)↑↑

入院の計画書では、この日に麻酔を外す予定ではなかったはずなのに…

なぜか前日に外れていて、正直「え?」と思いました。

あの痛みの中では、もう少し続けてほしかった…というのが本音です。

16:30 地獄の痛みスタート

ここから一気に状況が変わります。

痛み止めが切れて、痛みが一気に強くなって…

痛みレベル:██████████(10/10)

ズキンズキンと、激しく痛むお腹。

切った傷が痛いのか、お腹の中が痛いのか、どこが痛いのか分からない。

ここからは、横向きにうずくまり、動けなくなってしまいました。

耐えられなさ過ぎて、たまらずナースコールを押しました。

「なにか…痛み止めください」

そう言ってコロンと渡されたのは、小さなロキソニンの薬一粒。

「え…こんなん効くの?」

と思いながらも、とりあえず藁(わら)にもすがる思いで飲む。

しかし、薬では全然追いつかないレベルの痛みで、痛みが和らぐ気配はありませんでした。

17:50〜19:30 痛みのピーク

その後、点滴の痛み止めができる時間になったので、追加してもらいました。

しかし、それもすぐに終わってしまって、全く効いてこない。

痛い痛い痛い、めっちゃ痛い、痛すぎる!!!!

と、心の中で叫びまくる。

痛みレベル:██████████(10/10)

背中の麻酔が取れる前は自由に歩けてて、少しお腹も空いたかも…

と、思っていました。

しかし、やっと術後初めての食事5分粥)なのに、激痛すぎてそれどころじゃない。

お粥を一口食べるのもままならず、ほとんど残してしまいました。

点滴もロキソニンも終わってしまって、看護師さんには

もうできることはない

と言われてしまって、痛みには耐えるしかありませんでした。

でも、痛すぎて痛すぎて、涙が止まりません。

どうしたらいいのかAI(ChatGPT)に聞いたら、

「まだできることがあるかもしれません、ナースコール押しましょう!」

と、背中を押してくれました。

泣きながら看護師さんに頼んだら、

筋肉注射する?キツイからあんまりやりたくないけど…一番効くと思うから」と。

もうなんでもいいから、とりあえずこの痛みを止めてほしかったので、筋肉注射をお願いしました。

でも、しばらくしても痛みは消えなかった。

少し和らいだような気もしたけど、激痛なのに変わりはありませんでした。

痛みレベル:█████████□(9/10)

筋肉注射も結局一時しのぎにもならず、またナースコールを押す。

もう出せる薬はないんです

そう言われたときは、本当に絶望しました。

朝まで、この痛み…耐えるの?

激痛の夜を迎える

お腹にクッションを抱えて、痛みにはずっと耐えていました。

でも、トイレには頑張って歩いていきました。

消灯前に、抗生剤の点滴と、血栓予防注射をお腹に打ちました。

この血栓予防注射は、これから毎日2回打つらしい…。

この時間帯は本当にきつくて、

「痛い…つらい…こんなに痛いなんて聞いてない」

って感じでした。

この日のまとめ|回復と痛みは同時に来る

術後1日目は、

  • 歩けるようになる回復
  • 想像以上の強い痛み

この2つが同時にやってきた1日でした。

「順調=楽になる」ではないことを、この日で強く実感しました。

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