手術が終わってから、約3週間後。
一番ドキドキしていたのが「病理検査の結果」でした。
術中の説明では「境界悪性」と言われていたため、正直どこか安心していた部分もありました。
ですが、最終的な結果は——
思っていたものとは違っていました。
病理検査の結果
病院で受付を済ませて、また長い待ち時間を過ごしました。
診察に呼ばれて、まず告げられた言葉は、
「病理検査の結果、粘液性がんでした」
という言葉でした。
がんのステージとしては 初期のがん(ステージ1)でした。
卵巣がん(粘液性がん) ステージ1A N0(x)M0
▶粘液性がん(ねんえきせいがん)
粘液性がんは粘液を作るタイプのがんで、卵巣がんの種類のひとつです。
進行スピードは企画的ゆっくりなことが多いですが、大きくなりやすい特徴があります。
早期であれば、予後がいい傾向にあるがんとされています。
▶ステージ1A|がんは卵巣の中だけにとどまっている
卵巣がんステージ1Aでは、がんは片方の卵巣だけにとどまっています。
卵巣の外への広がりがなく、破れたりしていない状態。
5年生存率は80~90%を超えると言われていて、予後は良好であることが多い。
卵巣がんは「サイレントキラー」と呼ばれ、
ステージ1の段階で見つかることは、とてもラッキーな状況なんだそうです。
▶ N 0(x)|リンパ節への転移なし(未検査)
Nはリンパ節への転移の有無を現します。
となるんですが、N0(x)では意味が変わります。
「リンパ節転移は確認されていないけど、実際には調べていない」という意味。
つまり
「リンパ節は取っていないので、正確には評価していない」ということ。
画像や術中の様子では問題なさそうだったけど、病理的には確認していない状態です。
▶ M0(遠隔転移なし)
遠くの臓器への転移がない状態。
術中診断との違い
術中迅速病理診断では、「境界悪性腫瘍」と伝えられていました。
しかし、最終結果では「がん」…。
そんなこと言われると思ってなくて、安心しきっていたため、まさかの結果に正直かなり驚きました。
そのときの気持ち
「がん」と言われたときは、
「え?診断変わるとかアリなん?」
と、まるで他人事のような話。
でも、話を聞いていくうちに、転移や再発への不安が一気に押し寄せてきました。
「これからずっと一生、不安と共に生きていかないといけない」
という現実を受け止めるには、少し時間がかかりました。
「大丈夫そう」と思っていた分、ギャップがすごくて、
感情の高低差ありすぎて耳がキーン状態でした。
治療方針:経過観察を選択
そんな頭の中がぐるぐるな状態で提示されたのが、2つの選択肢。
- リンパ節に手にがないかを詳しく調べるための再手術
- 現時点では転移の可能性が低い前提で経過観察
術中では「境界悪性」だったため、リンパ節を取っていませんでした。
そのため、転移の有無が分からない。
確実に調べるために、もう一度手術してはっきりさせる。
もし転移してたら、ステージ3になって抗がん剤治療がスタート…。
なんてことを言われて、
「いやいや、もう1回手術するくらいなら、最初から取っとけよー!」
と心の中で突っ込まずにはいられません(笑)。
結果として、私は
追加治療なしの「経過観察」を選びました。
経過観察にした理由
私が再手術でなく、経過観察にした理由は以下の通りです。
総合的に見て、再手術はしない選択にしました。
腫瘍マーカーCA-125の値は、手術前128.2→手術後 38.9になっていました。
再手術をしなかった理由
リンパ節を取る追加手術という選択肢もありましたが、
ということで、
今回は見送ることにしました。
リンパ節を切除すると、腕や足のむくみ(リンパ浮腫)、しびれなどが起こり、
日常生活に負担がかかることが多いです。
術後の状態
主治医の先生に相談して、ロキソニンは追加で処方してもらいました。
お腹の調子がどうもスッキリしないと伝えると、整腸剤も出してくれました。
まだまだ身体は回復途中です。
今感じていること
正直、「がんだった」という事実は、簡単に受け止められるものではありませんでした。
ただ、
を考えると、前向きに考えたいと思えるようにもなりました。
これからについて
今後は、定期的な検査を受けながら、経過を見ていくことになります。
「早期で見つかって、自分はラッキーだ」
「転移なんてしない」
「きっと大丈夫」
と、思うように生活してはいるつもりです。
でも同時に、
「やっぱり転移あるかちゃんと調べた方がいいのかな?」
「いつの間にか、がんが広がっていたらどうしよう…」
「経過観察で本当に大丈夫なんだろうか」
と、心が揺れることもあります。
「不安と付き合いながら生活していく」
これが現実だと感じています。
5年後の寛解を目指して
医師からは、
「5年間再発がなければ寛解」
と説明を受けました。
決して、完治することはないのが「がん」です。
これからは、再発しないために、丁寧な暮らしを。
そして、自分を一番大切に過ごしていきたいと思っています。
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まとめ
術中の説明と最終結果が違うことは、決して珍しいことではないと後から知りました。
それでも、実際に経験すると、気持ちの整理には時間がかかります。
「早期発見・早期治療だった」ことを大切にしながら、これからの生活を過ごしていきたいと思います。


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